アベノミクス。最近ニュースでよく流れるキーワードだ。
この言葉をウィキで調べると、
「安倍晋三が掲げる経済政策である。安倍とエコノミクスを合わせた造語」とある。
(本人は一度も口にしたことはないらしいが・・・)
この言葉とともに、活気付く景気。
今日、日経平均株価は、11,260円となった。
そして、為替は1ドル92円を突破・・・
輸出を中心とする製造業にとってはとても嬉しい話題だ。
ただ、マイホームを建てている私達に取って、今いちばん気がかりなのは実は「10年国債」の金利である。
なぜなら、「10年国債」は、「住宅ローンの固定金利」に非常に強く紐付いているからだ。
株価が上がれば、安定性の高い「10年国債」などがある債権市場から、さらなる利益を求めて株式市場にお金は流れる。
その結果株価がさらに上がる。一方で、債券市場は人気が無くなり値段が下がる。
そして、金利を上げなければ、だれも国債を買ってくれなくなる状態に陥り、国債の金利は上がる・・・
という構図である。
では、10年国債の金利を見てみよう。
国債の金利が、今日、また上昇して、ついに、0.8%を突破した。。。
ちなみに、現在のフラット35の金利は2.1%・・・
10年国債が0.85%程度となるとすると、、、
このままだと、フラット35の金利は、2.5%程度は覚悟しなくてはならないかもしれない。
0.1%の金利変動で、月々の返済額は約2,000円変わる・・・
恐ろしい世界である。
景気が良くなるのはうれしいが、金利が上がるのだけは、もう少し待ってくれっ・・・
切に願う今日この頃です。