昨年の台風19号で、我が家には直接的な被害はなかったものの、約2週間の断水を経験しました。今回は、いざ断水が発生した時に備えて、予め準備しておくと便利なものを紹介したいと思います。
目次
ポリタンクはあっという間に売り切れる
これは2019年10月の台風19号を経験して初めて分かったことですが、断水発生時にはポリタンクはあっという間に売り切れてしまいます。普段はホームセンターなどで簡単に手に入れることができるのですが、断水時は給水ピストン用として皆がこぞって買うためです。
我が家でも、台風19号のときは、断水発生時から1週間程度経ってから、ようやく手に入れることが出来ましたが、普段からポリタンクを備蓄しておくことはおすすめです。

1日に使う水の量は、意外に多い
実際に断水を経験すると、生活の中で1日に消費する水の量は意外に多いことに気づかされます。
飲料水は3L/日、トイレ: 12L/回、洗顔/手洗い: 3L/回など、節約したとしても水はあらゆる場面で必要になります。
断水発生時は、もちろんいつものようにお風呂に入ることはできませんが、数日に1回は頭を洗いたくなるので、このときにも相当な水量が必要になります。
我が家でも、毎日、ポリタンクで給水所に通う経験をしました。
これがその時の様子 ↓

ウォーターサーバーがあると安心
我が家は、子供がまだ小さく(1歳児)、ミルクを飲むので、ウォーターサーバーのお湯はとても重宝しました。普段から使っているウォーターサーバーですが、タンクの容量は12Lあるので、普段から少し多めにストックしておくと、安心につながります。
断水時に、給水所で飲料水の確保は可能ですが、衛生面で割と気を使うので、ウォーターサーバーで飲み水を常に確保しておくことは、大きな安心につながります。

コック付きのウォータータンク(ソフトタイプ)は便利
食器を洗う際に重宝するのが、コック付き、かつソフトタイプのウォータータンクです。ソフトタイプの場合、写真のようにタンクの角度を調整することが可能で、水流も適宜調整することが出来るため、シンクで食器や手洗いをする際に、とても使い勝手が良いのです。1つ準備しておくことをお勧めします。

断水時、エコキュートは使えない
以外な盲点なのですが、例え停電を免れたとしても、断水になってしまった場合は、エコキュートが使えないことを知っておくべきです。エコキュートのタンクにあるお湯は、浴槽に張ることが出来ないだけでなく、蛇口からもお湯として使用することはできません。
それどころか、断水時には、エコキュートの給水配管専用止水栓を閉じる必要があります。給水配管専用止水栓を閉じないまま、もし断水が解消した際に水を使ってしまうと、濁った水でストレーナーが目詰まりをして水量が減少したり、エコキュートの機能に障害が出てくる可能性があります。
紙皿/紙コップ/ラップを準備しておくと水の節約になる
紙皿とラップを準備しておくと、食器洗い用の水が節約できて便利です。また、紙コップを準備しておくのもおすすめです。

白いもの以外にも、カラフルな皿など、少し遊び心を取り入れて準備しておくことで、断水時にも少し気持ちが和らぎますね。我が家では子供が喜んでいました!
ポンピングシャワーがあると節水が可能に
手動でポンピングすることで、シャワーにすることができる道具があると、少量の水でシャワーとして体を洗うことが出来るので、とても重宝します。お湯を少し入れれば、体や頭を洗うことが出来て、断水時でも最低限の衛生面をケアすることが出来ます。

最後に
断水は、台風や地震など、どんな時でも発生する可能性があります。堤防が決壊し浄水場が浸水した場合や、水道管への被害などが発生すれば、断水に陥ります。
是非一度、ご自宅の防災用品について、断水の観点から、チェックをしてみてはいかがでしょうか。
当サイトの情報が少しでも参考になれば幸いです。