積水ハウスは「布基礎」を採用しています。
一方で、最近の住宅メーカーは「ベタ基礎」が多いようです。
そこで、「布基礎」と「ベタ基礎」の違いについて、調べてみました。
※画像は「リフォームのエコハウスさん」のHPに記載されていたものです。
まず、「布基礎」ですが、基礎の面は逆T字の形になっていて、
基礎底面を広くすることで、上部からの加重を支えるそうです。
そのため、土間コンクリートとは、建物の加重を分散させるためではなく
主に”湿気”や”シロアリ”を防ぐために打設されるそうです。
そのため、土間コンクリートには配筋されないケースがあるそうですが、
積水ハウスの場合はどうなんでしょ?
一方、「ベタ基礎」は、まずコンクリートを平面状広がるように基礎部分を作るらしいです。
これをベースコンクリートと言うらしく、このベースコンクリートが完成してから、
ベースコンクリートの上に垂直方向の基礎を作るためコンクリートを打設します。
コンクリートの打設回数を比較すると、「布基礎」は1回ですが、
「ベタ基礎」の場合は、ベースコンクリートと基礎部分の計2回生コンを打設となるそうです。
そのため、「ベタ基礎」は基礎部分のコンクリートは2層になっているので、
コンクリートそのものの強度は1回で完了させたものよりも劣るという意見も。
ただ、「ベタ基礎」は、建物の加重が地盤全体に均等に分散させることができるため、
地盤の弱い土地に有利というメリットもあるらしいです。
いずれにしても、「どちらの方が良い」ということはなく、
それぞれのメーカーの考え方で施工方法が変わるようです。
なるほど!勉強になりましたー