布基礎とベタ基礎

2. 基礎工事
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積水ハウスは「布基礎」を採用しています。

一方で、最近の住宅メーカーは「ベタ基礎」が多いようです。

そこで、「布基礎」と「ベタ基礎」の違いについて、調べてみました。

※画像は「リフォームのエコハウスさん」のHPに記載されていたものです。

まず、「布基礎」ですが、基礎の面は逆T字の形になっていて、

基礎底面を広くすることで、上部からの加重を支えるそうです。

そのため、土間コンクリートとは、建物の加重を分散させるためではなく

主に”湿気”や”シロアリ”を防ぐために打設されるそうです。

そのため、土間コンクリートには配筋されないケースがあるそうですが、

積水ハウスの場合はどうなんでしょ?

一方、「ベタ基礎」は、まずコンクリートを平面状広がるように基礎部分を作るらしいです。

これをベースコンクリートと言うらしく、このベースコンクリートが完成してから、

ベースコンクリートの上に垂直方向の基礎を作るためコンクリートを打設します。

コンクリートの打設回数を比較すると、「布基礎」は1回ですが、

「ベタ基礎」の場合は、ベースコンクリートと基礎部分の計2回生コンを打設となるそうです。

そのため、「ベタ基礎」は基礎部分のコンクリートは2層になっているので、

コンクリートそのものの強度は1回で完了させたものよりも劣るという意見も。

ただ、「ベタ基礎」は、建物の加重が地盤全体に均等に分散させることができるため、

地盤の弱い土地に有利というメリットもあるらしいです。

いずれにしても、「どちらの方が良い」ということはなく、

それぞれのメーカーの考え方で施工方法が変わるようです。

なるほど!勉強になりましたー

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